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猪の声

企画展「読み、味わう 現代の書」都美

今上野の都美で「読み、味わう 現代の書」という企画展が開催されています。書の公募展の中に近代詩文書、独立では現代文体と呼ばれているジャンルがあります。戦後生まれた漢字仮名混じり文は、昭和平成令和の時代に先達によって深められ発展し、今は何処の展覧会を観ても当たり前にあります。中野北溟先生のコ-ナ-よりはじまるこの企画展は、「よろこび」「ぬくもり」「はれやか」に始まり、本当は「ほほえみ」もほしかったのですが、漢字を書けば「一」「天地創造」と凄く、「流氷」「舞」を見ると流氷の音、雪の舞が聞こえます。また、仮名作家の榎倉香邨先生の「シャボン玉」「旅」「白梅」の展開、小山やす子先生の「三十六人家集」「伊勢物語」の大屏風を是非ご覧頂きたい他にも金子鴎亭先生の代表作「知床」、村上翠亭先生の「ガラス戸」オバキュですね♪~森田安次先生の「風の又三郎」「連作,水」青木香流先生の「草野心平シリーズ」「めだかのがっこう」徳野大空先生「草原」「主」、そして歌人直筆の短冊へと至れり尽くせりの展覧会です。観客が居らず、私の為の企画展だと思いました。1月7日迄です。    日々口実

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