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猪の声

訃報連絡

また一人、独立に命を懸けた先輩が亡くなった。
烏梯社の川崎治子さんだ。令和2年10月19日午後11時8分御逝去された。
川崎さんは、本団事務局の展覧会部に所属し、体調の悪いときも決して弱音を吐かず、独立の仕事には必ずくる。治ちゃんの愛称でみんなに呼ばれ、手島右卿先生とおなじ高知県出身のイゴッソウである。お酒は強く、少々のことでは動じない先輩である。立川高島屋時代に長岡大道さんの下で、一生懸命に筆書の仕事をされて居られた。残紙の臨書で独立賞をとった実力者だ。独立が大好きで書が大好きな先輩であった。
最近は、逢うたびに「病気なんかに負けないから負けてたまるか」と、自分自身を鼓舞するかのように、握手する治ちゃんの笑顔が心に残る。

合掌

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